やっぱり最後は人と人。コミュ力は仕事に必須というお話。

AdobeCCExpress,コミュ力,デザイン

今年3月に入ってから、アトオシさんのAdobeいろはシリーズの講座は月1回に変更になりました。寂しい反面、ホッとした部分も。なんたって毎回ボリュームがすごくて振り返りが大変だという部分と、毎月後半が忙しくて申込していても視聴できないことも多々あり、月1回はいいかもって思っています。

さて、今回はコミュ力の話。これをデザインの講座でやることはあまりない気がします。というより、この部分を人に語れる力を持っている人もなかなかいないのでは?自分に当てはめてみると、ざっくりと「コミュ力」大事と思っても、それを人のわかるような言葉で説明できないから。

でも、実際のところ私も今までの仕事の中で、結果「やってよかった」と思える仕事って発注側とのコミュニケーションが良かったことが大きいです。というか、その印象しか残らないと言ってもいいくらい。デザインそのものより思い出深いです。

前置きが長くなりましたが、今回はクライアントさんとデザインの打合せをする際に使える実践ワザが具体的に盛り込まれていてとても参考になりました。私もさっそく使おうと思います!(実際の案件ですでに準備中)

今回の講座のアーカイブはこちら↓

詳しい内容はアーカイブ動画を見ていただきたいのですが、私が「これ使える!」と思ったのはなんといっても「印象マップ」。

確かにチラシ制作など依頼してくる方は、ざっくりとしたイメージしか持っていない場合や、デザインを考えるのはデザイナーだからそっちが考えてよ、みたいな場合がすごく多いです。(私の場合)

それでも全くデザインイメージを持っていないかというとそうではなく、発注者の頭の中には実はしっかりとデザインの方向性や希望が浮かんでいるのです。だからこそ「まかせるって言っているからこっちで作ればOK」ということで進めてしまうと、ある程度制作したあとで大どんでん返しを食らいます。

そうなってしまうとこちらもやり直しの手間と時間が多く発生するし「だったら前もって言ってくれ」という感情も芽生えてしまいます。

だからといって、発注者自身も明確に言葉にできないデザインの話をこちらが想像するのは至難の業。そこを打ち合わせの段階で上手に引き出しながら、発注する側にも明確にしていってもらい、こちらも「そういう理解でいきますから」っていう意思表示をしたい。

今回の講座に出てくる「印象マップ」は、それをわかりやすく、明確に出来るツールだな!と実感しました。もちろんこれだけで打ち合わせが成功するわけではないのですが、まさに「頭の中のものを明確にしてもらう」には使えると思います。

印象マップの参考に載せる素材はAdobe CC expressを紹介していましたが、それだけでなく実際のチラシやCanvaなんかも組み合わせてもいいかもしれないと思いました。

そういう資料を準備する時間はちょっと大変かもしれませんが、その後の作業をラクにしてしかもお互いが満足できる結果につながるためには最初が肝心なのだと思います。

この印象マップも、仕事をしていきながら提案書のサンプルとして増やしていくといろいろと効率化にもつながるのではないか・・・と思いました。

さっそく今相談を受けている案件でやってみようと思います!