フォントのみを使ってステッカーを作ってみる
Adobeの無料オンライン講座「いろは」シリーズを視聴して、例題にチャレンジしたり「これは」と思ったところをメモしたり、感想だったりなど残していっています。
今回は
「はじめのデザイン」づくり。なにからやればいい? Illustrator、「考えかた・手順」の基礎の基礎<前編>
前編は基礎的なことということで、グラフィックデザインとIllustratorの考え方・手順を知るということが目的となってました。
フォントのみで作るステッカーはどんな手順で作業を進めるのか。
レイアウト→フォント→色
という手順でお話しが進んでいきます。
そもそもデザインて何?というところは、この「いろは」シリーズを通して講師のアトオシさんがずっと言い続けてること。いいデザインとは人を喜ばせるものである、そこは同じです。
アートとデザインの違いという解説が興味深かったです。アートとは自分の作りたいものを作る、デザインとは人に喜んでもらうものを作る。もちろん、はっきりと境界線が無い場合もあるそうですが、この違いは仕事を依頼したりされたりするときにも、前もって知っておくべき重要な点だと思います。
過去に、アーティストさんにちょっとしたイラストをお願いしたかった時、アーティストさんのテイストにこちらが合わせて注文するのか、こちらが描いてほしいものを伝えればいいのか・・・そんなことを悩んだ記憶がよみがえってきました。
話を戻して、フォントだけで作るステッカー。フォント選びは「どんな印象を与えたいか」をしっかり考えることのようです。もちろん、フォントのカラーも同様です。
なので、手順としては①目的・印象・タイトルを考える
誰が喜ぶステッカーなのか、完成した時の印象、テーマはある?というところを考えていきます。それが決まったら、ざっくりリサーチ。①に合ったものを素材サイトや画像検索などで探してみます。その中に気になるものがあったら、それはどうして①に合った印象を与えるのか・・・言語化してメモして、自分の気づきを確認していく、これ大切みたいですね!たぶん、やってみるとなかなか最初は難しいかも。
自分の気づきが得られたら、それを今度はざっくりラフで描いて表現してみると、ちゃんと自分の気づきになっているのか確認できそうですよ!
今回は、印刷屋さんのサイト「Glavity」さんのテンプレートを使って、入稿データを作る時の効率化やコツのお話もありました。
私は違う印刷会社さんのサイトを利用していますが、各社共通事項も多いですし、入稿テンプレートは解りやすく、しかも入稿の際の注意事項やチェック漏れ防止には最適!ダウンロードできるなら使った方が絶対いいです。
今回のステッカーの例題は、Adobe Fontsからフォントを選び、位置決めやカーニングなど文字間の位置も調整して、その後フォントのカラーや背景色を決めてまずは完成でした。
でも、ひとつ作っている間に、「こんなのも適しているかも?」という気づきがあれば、展開案もプラスしていくといいということでした。
例えば長方形じゃなく正方形でも合うんじゃない?とか。文字を大きくすると印象がさらに加速するんじゃない?など。
そして、出来上がったら人に見せてその反応を見る。この繰り返しでデザインを成長させていきましょうという、いつもの熱のこもった結論でした!
フォントだけのステッカーって、なんとなく嫌厭しがちでしたが、ちょっと作ってみようかな?って楽しくなった講座でした。
例題チャレンジ:自分のステッカーづくり
・自分が喜ぶ
・さわやかで風に逆らわず、しなやかに
・すっきり
な印象で作成してみました

ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません